よくあるご質問

法令（食品、添加物等の規格基準の一部改正）により、平成15年8月からフタル酸ビスを原材料として用いたポリ塩化ビニルを主成分とするものに関して、「用いてはならないこと」といった内容になり、実際当社製品において調査した結果、＃50クリンキャップのライニング（発泡ラバー）１種類に微量ではありますが含有していることが明らかになりました。

これにより、社内にてライニングを使用しない新製品の開発に着手し、約６ヶ月間の期間を費やし新製品「♯50クリンプポリ栓付」を開発致しました。この製品は通常のクリンプにポリ栓を付ける形状に仕上げており、製品の安全性に必要とされる３点（気密、食品衛生、環境問題）をクリアしております。

以上のことから、環境問題によりお困りのお客様におきましては、ぜひ弊社製品「♯50クリンプポリ栓付」をお勧めいたします。

18リットル手環には主にブリキ製が使われていますが、一般的にブリキは茶色く錆びますので、お客様によっては悪いイメージをもたれる場合があります。​防錆製品が一番好ましいですが、残念ながら錆びを100％防ぐタイプはございません。ただし、茶色く錆びない製品として以下の2品がございます。

​● DS08スポット押え金 アルスター
表面にアルミニウムメッキ処理が施してあり、茶色く錆びることはありません。厳密には腐食するため表面の一部が白く変色します。

​● DS08スポット押え金 シルバートップ
表面に亜鉛メッキ処理が施してあり、茶色く錆びることはありません。厳密には腐食するため表面の一部が白く変色します。

この事例の場合、ポリ中栓をセットする際、口元（口金）にストレートに嵌めこむ形となります。内容物が高温の場合、嵌め込んだ横の部分（口元に面している部分）が収縮し、その後内容物は低温になりますが、ポリエチレンの収縮は復元しないため、そこから漏洩したと考えられます。このような場合、以下の製品をご使用をお勧めします。

B40 KPパッキン（荷重パッキン） KPパッキンは、耐熱に優れており、更に荷重にも優れた製品で、主に食品関係の内容物で高温充填後、段積みにて保管する容器に適しています。食品衛生に関する試験にもクリアしており、安心してお使いいただけます。

防錆用として以下の製品があります。

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	金ニス口金 一般的に金ニスと言われる黄色のニスをブリキに塗布し、加工した口金です。弊社では、桜宮化学のSK-89S材を使用しています。錆の耐久に優れた商品です。
	ステンレス口金 ステンレス製の材料で特殊加工した口金です。錆の耐久に優れた商品です。ただし、異種金属による電位差が発生する恐れがあるので注意が必要です。
	ハイペット口金 ペット材にラミネートフィルムを張った材料で特殊加工した口金です。錆の耐久に優れた商品です。ただし、成形上、材料同士が削れ材料地肌に内容物が付着し錆びる恐れがあり注意が必要です。
	ポリネック口金 界面活性剤などブリキ製の口金が使えない場合に使用されます。LLDポリエチレンを使った唯一の合成樹脂口金です。錆びの心配はありません。ただし、合成樹脂製のため他のブリキ製と比較しますと耐熱性でやや劣ります。

ガス抜き専用キャップが２種類あります。缶の膨張を防ぎます。

	ガス抜きキャップ1 ポリエチレン製中栓の中心軸先端部分に、特殊な繊維（テフロン）を熱圧着したものを貼り、そこからガスを排出し缶の膨張を防ぐことができます。ただし横倒し厳禁です。（テフロン部分に内容物が付着しガス排出の妨げとなります）
	ガス抜きキャップ2 ポリエチレン製中栓の中心軸先端部分に斜めの切り込みを入れ、そこからガスを排出し缶の膨張を防ぎます。ただし横倒し厳禁です。（切り込み部分に内容液が付着しガス排出の妨げとなります）